賃貸マンションや狭い部屋でも安心!簡単に自転車ラックをDIYする方法を解説!
こんにちはチャリログです。
今回は、ロードバイクの保管方法として、最適と考える壁掛け型自転車ラックをDIYする方法を解説します!
みなさんロードバイクの保管場所どうされていますか?ママチャリくらいなら外で保管される方も多いと思いますが、高額なロードバイクとなると、室内に保管されている方も多いのではないでしょうか?
✔ 高額商品の為、盗難のリスクが高い
✔ 風雨や温度変化に直接さらされるため、劣化が早まる
ガレージがあったり、玄関の広い一軒家などでは、保管もしやすいですが、マンション等の保管スペースが限られる物件では、自転車を置いておくスペースの確保が大変ですよね。
長年マンション暮らしを続けてきた私が、最適解だと思う保管方法は、壁掛けの自転車ラックを自作することです。
それでは、管理人おススメの安くて簡単な自転車ラックの作り方を解説しますね!
ロードバイクの保管は屋内壁掛け型が最適
ロードバイクの屋内保管方法として、大きく分けて床置き式か壁掛け式の二通りに分けられます。どちらにもメリットがありますが、スペースが限られているのであれば、断然壁掛け式をお勧めします。
◎ 構造が簡単なことが多く、市販品の価格が比較的安価
◎ 購入して即設置できるので導入が簡単
× 固定されていないものもあり、安定性に不安がある
× 床に直接置くため、デッドスペースが大きい
◎ 床面に直接触れていないので、汚れにくく掃除が楽
◎ 浮かせて保管しているため、床面のスペースを利用できる
× 構造が複雑なことが多く、市販品の価格が比較的高価
× 方法によっては、壁や床に穴を開ける必要があったり、設置が困難
スペースの有効活用やメンテナンス性、掃除のしやすさなどを考えると、断然壁掛け式をお勧めします。管理人の経験上、十分なスペースがないのに床置きをすると、ロードバイクが邪魔に感じてしまい、楽しさも半減してしまいます。
市販品の紹介
参考に市販品の自転車スタンドを紹介します。管理人が実際に使用したものではないのですが、市販品でよいものがあれば購入するのも一つの手だと思います。
床置式自転車スタンド
床置式の自転車スタンドです。そのまま保管もできるし、立てかけることも可能です。価格も比較的安価ですので、試しに購入してみるのもありかもしれないですね。以前似たようなものを利用していましたが、意外と立てかけるのが難しく、バランスも悪かったので、私は結局使わなくなってしまいましたね。
壁掛式自転車スタンド
突っ張り式の壁掛け自転車スタンドです。突っ張り式ですので床面のスペースは比較的有効に活用できると思います。ディスプレイ性も高く、部屋に置いてもお洒落に見えるタイプですね。予算に余裕のある方は、購入を検討しても良いのではないでしょうか。
【結論】自転車ラックを自作しましょう
それでは、チャリログ管理人が考える最適解について、解説します。
結論としては、2×4材(ツーバイフォー材)を利用した、自転車ラックを自作するのが最適です。
✔ 比較的安価で壁掛け式ラックを作成可能(目安:6,000円)
✔ 省スペースで拡張性も高い
✔ 壁や床に穴を開けることがなく、初心者でも簡単に作成できる
✔ 特殊な工具を必要としない(プラスドライバーがあればOK)
ツーバイ材とは、ツーバイフォー工法と呼ばれるアメリカの建築工法に使われる主要製材のことをいいます。基本となる木材の断面の厚みが38mm(約2インチ)の木材を総称して、ツーバイ材と呼ばれています。
※Labrico Webページより抜粋 詳細URLはリンクの通り
購入品リスト
まずは必要な材料を紹介します。木材以外の材料の購入は楽天・アマゾンで簡単に購入できますよ!
✔ 2×4(ツーバイフォー)材 ※ホームセンターで購入、カットしてもらう
✔ ツーバイフォーアジャスター
✔ 自転車ディスプレイスタンド
✔ プラスドライバー(電動ドライバーがあると楽)
✔ メジャー
2×4材
ホームセンターで購入し、カットまでしてもらいました。資材コーナーに置いてありますが、わからない方は店員の方に聞いてみましょう。天井高に合わせてカットする必要があるので、購入前に天井高さとアジャスターの説明書に記載している寸法を差し引いた必要な長さを算出しておく必要があります。カット費用はお店によって異なると思いますが、私の場合は40円ほどでした。
ツーバイフォーアジャスター
平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター オフホワイト 最大使用荷重20kg DXO-1
2×4材の両端に取り付けて床と天井の間で突っ張り効果を持たせる部材です。突っ張りの際にねじ式で固定できるため、固定強度を自分で調整できます。ばね式でディアウォールという製品も人気ですが、私はねじ式を採用しました。
自転車ディスプレイスタンド
ミノウラ(MINOURA) 自転車 ディスプレイスタンド バイクハンガー4R 壁掛け式折り畳み型フック(ロード用)
2×4材に固定して自転車をひっかける部品です。ミノウラ製のバイクハンガーには、マウンテンバイク用とロードバイク用の2種類があるので購入時には注意が必要です。フレームをひっかける部分には、保護カバーがしてありロードバイクを傷つけない工夫がされています。
超簡単!設置までのガイドライン
それでは、部品の購入から作成までのガイドラインを解説します。
1.木材以外の備品類を調達する
2.天井の高さを測る
3.アジャスターの説明書に記載されている加工寸法を確認する
4.上記2,3の寸法から必要寸法を計算する
5.ホームセンターで2×4材を購入
6.購入した2×4材を手順4で計算した寸法にカットしてもらう
7.2×4材にバイクハンガーを取り付ける
8.2×4材の端にアジャスターを取り付ける
9.2×4材を床と天井の間に挟み込む
10.アジャスターのねじを調整して、天井と床の間で突っ張らせる
11.ロードバイクを掛けてみて、必要に応じて微調整をする
【参考】アレンジの一例
1.木材以外の備品を調達する
まずは備品を調達します。木材以外は通販で調達するのが早いと思います。
2.天井の高さを測る
メジャーを使って天井の高さを測ります。天井高は測りづらいですが、しっかりと寸法を測ることで、不要な失敗を防げます。
3.アジャスターの説明書に記載されている加工寸法を確認する
まずはアジャスターの説明書を読みましょう。加工寸法が記載されているので確認します。LABRICOの場合は、天井の高さから95mm短い2×4材を準備するよう記載されています。
4.手順2,3の寸法から必要寸法を計算する
天井高から、加工寸法を差し引き必要な2×4材の長さを算出します。例えば天井高さが2m(2000mm)の場合は、95mm差し引いて1905mmの長さが必要だと計算できます。
5.ホームセンターで2×4材を購入
ホームセンターの資材コーナーで2×4材で購入します。
6.購入した2×4材を手順4で計算した寸法にカットしてもらう
購入した2×4材を購入する際に、カットをしたい旨と希望寸法を伝えましょう。カット費用を追加で支払い、お店でカットしてもらいます。
7.2×4材にバイクハンガーを取り付ける
2×4材にバイクハンガーを取り付けます。設置場所については、床面のアジャスターだけ取り付けた状態で、板を設置場所に仮置きしてみて、希望する高さのところに鉛筆などで印を付けると便利です。
固定は付属の木ねじをプラスドライバーで直接2×4材に打ち込みます。打ち込みにくいときは少し力をかけると取付がしやすいです。
8.2×4材の端にアジャスターを取り付ける
2×4材にアジャスターを取り付けます。床面と天井面の両方に取り付けますが、天井面にネジ部分が来るように設置しましょう。
9.2×4材を床と天井の間に挟み込む
アジャスターを取り付けた2×4材を設置個所に取り付けます。アジャスターのネジを緩めて天井と床の間に挟み込みます。
10.アジャスターのネジを調整して、天井と床の間で突っ張らせる
アジャスターのネジを締め付けて(天井と床の間で突っ張らせるように回す)、しっかりと固定します。
11.ロードバイクを掛けてみて、必要に応じて微調整をする
実際にロードバイクを掛けてみましょう。必要に応じて設置高さや角度などを調整します。
これで完成です。
使用開始後はこまめに取付状況を確認しましょう。振動やねじの締め付けが緩んでいる場合は、固定位置がずれてくると思います。その場合は直ちに使用を中止して、再度固定状況を見直すようにしましょう。
アレンジの一例
木材には追加でフックやネジを取り付けることができますので、拡張性も高いです。管理人は輪行バックやヘルメットを取り付けられるように加工してみました!
まとめ
この記事では、ロードバイクの保管方法として、最適解の一つである壁掛け型自転車ラックをDIYする方法について解説しました。
2×4材で自作する自転車ラックは、ロードバイクの保管場所にずっと悩んでいた管理人がたどり着いた一つの結論です。
低価格・作成が簡単・省スペースの3拍子がそろった保管方法ですので、良かったら試してみてくださいね!